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2025.3.15
今回は前回お話しをした、資金計画の続きになります。資金計画の全体の予算設定が終わったら、この資金を個別のものに振り分けていきます。
この振り分けを行うにあたって知っておいた方が良いことは、家づくりでは「思いもよらなかった費用が上積みしてかかることがある」ということです。
例えば、土地はネット広告に表示されている価格だけを支払えば手に入れることが出来ると思ってしまいがちですが、実はそこに表示されていないことがいくつも存在します。
仲介手数料、水道加入金、排水負担金、登記代(所有権移転&抵当権設定)、境界基礎代金、境界ブロック代金、そして場合によって水道引き込み代金といった費用も必要になります。
そして、これらには通常100万円前後必要となり、水道が引き込まれていない場合には、さらに50万円〜100万円ほど追加費用が必要になる場合があります。
また、家の金額にしても、含まれていると思っているものが含まれていないこともありますので、この点も注意しておく必要があります。
照明器具、カーテン費用、シャッター費用といった工事が含まれていなかったり、実際の打ち合わせが始まると追加費用がどんどん計上されていき当初の計画より金額が高くなってしまったということもあります。
外構工事に関しても金額が高くなってしまうことがあるので、気をつけておきましょう。
土地、家、外構では表示されていない費用の分も考えた上で予算の振り分けをしないといけません。
また、決めた予算の中からはみ出ないように土地を探し、家や外構の設計を住宅会社にしてもらいましょう。
これらをご理解いただいた上で予算の振り分けを考えてもらいたいのですが、土地、家、外構に予算を振り分ける前にまずは、家づくりに伴って必要となる様々な経費を算出しましょう。
・銀行経費
・火災保険(地震保険)
・登記代(土地と建物の両方)
・地盤改良費用
・新居に必要な家具や家電費用
・引越し費用
・ネット(テレビ)回線工事
・雑費(地鎮祭・近所挨拶など)
銀行経費に関しては、利用する銀行や、変動か固定かによっても違います。
また、職業によっても違ってくるので、利用する銀行に確認をしましょう。
火災保険に関しても、年数や補償の範囲、家の構造によって違ってくるので、損保会社に知り合いがいらっしゃるなら聞いてみたり、中立的に保険をたくさん扱う保険会社をネットで調べて聞いてみてもいいと思います。
登記代に関しては、土地から買って家を建てる場合、通常、土地の所有権移転登記、建物の表題登記&保存登記、土地、建物それぞれに抵当権設定登記が必要となってくるのですが、これらに関してもネットで調べると目安が出ますので、動き出す前に調べておきましょう。
他にも、地盤改良費用は平屋か2階建かによって異なるし、改良方法によっても異なります。
平屋の場合は100万円ぐらいを、2階建ての場合は80万円ぐらいを見込んでおくと良いのではないでしょうか。
家具や家電に関しては、家庭によって必要なものが違ってくるので、家具屋さんや家電量販店などに下見に行くとある程度予算枠を掴むことが出来ます。
また、引越し代やネット回線工事に関しては、それぞれ地域の専門業者に確認いただくと教えていただけると思います。
以上が、いわゆる諸経費と呼ばれる土地、家、外構以外に必要となる経費です。
全体予算が算出出来たら、まずは以上の項目を概算で算出していただければと思います。
次回は、資金計画の最終段階である土地、家、外構への予算の振り分けについてお伝えしていきたいと思います。
田口